Xserver(エックスサーバー)でSSL導入方法、httpsにする方法を紹介します

今回の記事では、

  • エックスサーバーで無料SSL設定を追加する
  • WordPressにSSL設定をしてhttp→httpsに変更
  • http→httpsのリダイレクト設定

する方法をご紹介します。

SSLを導入することで

  1. SEO的に少しだけメリットがある
  2. Webサイトのセキュリティが強くなる

というメリットがあります。

それでは、一つずつみていきますね。

目次

SEO的に少しだけメリットがある

http→httpsに変更することは、Googleの検索上位表示に優位に働くと言われています。その影響は1%未満ですが、影響がある以上SEOには効果があります。

Webサイトのセキュリティが強くなる

httpsにすることによって、読者さんが問い合わせフォームから送ってくれる個人情報(名前、メールアドレス、住所など)が暗号化され、第三者に盗聴されません。
ですので、あなたのサイトを訪問してくれる読者さんに安心して利用してもらえます。

デメリットとしては、

  • SSL化は通常年間1000円程度の費用がかかる
  • GoogleアナリティクスやSearchConsoleなどの設定変更が必要

などがあります。
これらは、サイト運営者にとって手間がかかるものになります。
ですが、サイト立ち上げ時にhttp→httpsに変更することで、手間を少なくすることが出来ます。

今回ご紹介しているエックスサーバーは、僕も実際に使っています。
SSLは通常年間1000円程度費用が必要ですが、エックスサーバーはSSL設定を無料で行うことができるので、おすすめです。

エックスサーバーの取得方法を別記事にてご紹介しています。宜しければご覧になってください。

https://kima01.com/xserver-keiyaku/



今回ご紹介するのは、エックスサーバーを使用して導入した場合になります。

エックスサーバーで無料SSLを導入してWordPressでhttps化する方法

エックスサーバーのインフォパネルにログインしましょう

エックスサーバ-のインフォパネルにて、会員ID、パスワードを入力してログインしましょう。

【サーバーパネル】にログイン

【サーバーパネル】より『ドメイン』欄の(SSL設定)をクリックしてください。

SSLを導入してhttpsにしたいドメインの【選択する】をクリックしてください。

【独自SSL設定の追加】をクリック

【独自SSL設定を追加する(確定)】をクリック

注意書きにもありますが、サーバーに設定が反映されるまで1時間程度かかります。

以上でエックスサーバーでの設定は完了しました。
続いて、WordPressでの設定を変えましょう

WordPressの一般設定で【https】に変更する

WordPressのダッシュボードの設定をクリック→一般をクリック。
【WordPressアドレス】のhttp→httpsに変更。
【サイトアドレス】のhttp→httpsに変更。

ページをスクロールダウンして【設定を保存】をクリック

以上で設定は完了です

確認方法完了後は、自分の新しく変わったURLを検索欄に入力してみてください。URL の前に🔒マークが出ていればOKです。

エックスサーバーでhttp→httpsのリダイレクト設定をしておこう

リダイレクトとは?

間違ったURL http://example.com ←こっちにアクセスしたら自動転送
              ⇓      正しい   URL https://example.com

SSL化を済ませると、正しいURL はhttps://example.comとなります。
しかし、間違えてhttp://example.comというURL でアクセスしてくる人がいるかもしれません。
また、httpのURLでリンクを貼ってしまうサイトもあるかもしれません。
そのため、httpのURL にアクセスしたら、自動でhttpsに転送(リダイレクト)する設定を行うと、間違ったらURLにアクセスしてページが見れなかったり、検索エンジンの評価がhttp側でされてしまうことを避けられるわけです。

http→httpsのリダイレクトの設定手順

設定はエックスサーバーの【サーバーパネル】から行います。
【サーバーID】と【サーバーパスワード】を入力してクリックして、ログインしてください。

↓ホームページ欄の【.htaccess編集】をクリック

ドメイン名を選び【選択する】をクリックします。

【.htaccess編集】のタブをクリックします。

表示される枠内に、リダイレクト用のコードを貼り付けます。

注意点として、ここで書き間違えをすると、サイトが表示されなくなってしまうこともあります。
編集前に枠内の文字列を全てコピーして、メモ帳などに貼り付けておくことをおススメします。
いざというときは、そのコピペから復元しましょう。

.htaccessの枠内の先頭に、こちらのコードを貼り付けましょう。

<IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine on RewriteCond %{HTTPS} !=on [NC] RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] </IfModule>

貼り付けができたら、右下にある【.htaccessを編集する(確認)】をクリックします。

確認画面が表示されるので、「間違い」がないか確認をして【.htaccessを編集する(確定)】をクリックしましょう。

これでリダイレクト設定は完了です。

リダイレクト設定がうまく機能しているか、自分のブログを見て確認

httpのドメインを入力してみる。→httpsの方に自動で切り替われば、リダイレクト設定もうまく機能しています。

まとめ

今回の記事では、

  • エックスサーバーで無料SSL設定を追加する
  • WordPressにSSL設定をしてhttp→httpsに変更
  • http→httpsのリダイレクト設定

についてご紹介しました。
https化することによって、【サイトが安全です】と読者さんに示すことができます。

Googleもhttps化を推奨しているので、行ってない場合は必ず行うようにしましょう。